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 VDT症候群(Visual Display Terminal syndrome)とは、パソコンやワープロなどのコンピューターを、長時間見続けて作業すること(VDT作業※)で発症する病気のことをいいます。眼の疲労や身体の不調、心的不調があらわれます。
 VDT症候群の主な症状  眼の痛み、ドライアイ、眼のかすみ、充血 、身体の症状、肩こり、首の痛み、頭痛、背中の痛み、手のしびれ、胃炎、嘔吐 、心の症状、ストレス、睡眠不足、ぼうっとする、気分が落ち込む...など
  ※VDT作業とは「ディスプレイ、キーボードなどを使用して、データの入力・検索・照合等、文章・画像等の作成・編集・修正、プログラミング、監視などを行う作業のこと」

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 VDT症候群の原因は、眼の酷使、長時間同じ姿勢でいることによる血流不良、眼や身体の不調による心的ストレスです。
 テレビ、パソコン、携帯電話、スマートフォン、小型ゲーム機、電子書籍リーダー…。これらを目にしない日は無いどころか、これらをじっと見続けることの方が多いけいこうにあります。  最近の60年ほどで、日本の産業構造は大きく変化しました。農業・林業・漁業従事者は下降の一途をたどる一歩で、事務・専門的・技術的職従事者が増加し前者と後者が逆転。後者の増加は、デスクワーカーの増加を表しています。デスクワークはまた、パソコンやインターネット環境の爆発的普及も手伝って、画面をじっと見続ける「眼を使う労働時間」でもあります。一日8時間のほとんどを、パソコンのモニターの前で過ごす方が多いのではないでしょうか。

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 頭をパソコンのモニターの方へ突き出し、独特の猫背になっている方を「IT猫背」といい、これが肩や首、背中の痛みの原因となります。
 VDT作業は眼への影響もあります。VDT作業における心的な疲労や症状があるコンピューター機器を使用する方のうち、「目の疲れ・痛み」を訴える割合は90%以上にのぼります。さらに電車に乗れば、すぐに携帯電話やスマートフォン、ノートパソコン、電子書籍リーダーを取り出す光景が当たり前になっています。布団に入っても眠る直前までスマートフォンを眺めている方も多いでしょう。
 携帯電話が出始めた頃は、メールと電話のみと機能が限られていて、画面上の文字も大きく、さほど目の負担も大きくはありませんでした。しかしインターネットおよびスマートフォンの普及や画面解像度の上昇、ゲーム等のコンテンツの充実、SNSの流行により、画面の情報量はどんどん増え画面を見る時間も増えてきました。
 私たちの生活は、いつの間にか眼を酷使する環境に。それも目から20~30cm以内の短い距離で目の筋肉を使うので眼は常に緊張状態にありますこれが眼精疲労の要因の一つになっています。

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 対策と治療
 最近は日常生活の中に目の疲労を引き起こしてしまう原因があるため、仕事だけではなく自己管理による目の健康を維持する事が必要となってきました。

 ① 睡眠
 眼に負担をかけない時間を作り、眼を休めるようにしましょう。眼の疲れ、充血も回復します。眠る前のテレビやパソコン、スマートフォンは見ないようにしましょう、「ブルーライト」は覚醒の作用があるので目を保護するために作られたパソコン用メガネを付けるようにしましょう。眠る前はリラックスできる明るさの証明、落ち着く音楽や香りなどで、心地よい眠りの環境を整え、しっかり休息をとりましょう。
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 ② 外出・体操
 できるだけ遠くのものを見ることでいままで酷使していた眼の緊張をほぐすことができます。また同じ姿勢でいることを避けるため、ときどき適度に身体を動かす様にしましょう。休みの日には、家でスマートフォンやパソコンや・テレビをついつい見てしまいがちですが、身体は休めていても、眼は働き続けています。眼の疲労回復のために、外に出てリフレッシュしましょう。少し身体を動かすだけで、適度な肉体疲労も伴い睡眠の質もアップすることができます。

 ③ 食事による対策
目に良いとされるブルーベリーやルティンが含まれているサプリメントを摂取している方もいますが、眼の疲労に対して直接効果があるものではありません。お肉、魚、野菜など様々なものをバランスよく摂取することが大切なのです。

 ④ コンタクトレンズやメガネ
自分の目や日常生活にあったコンタクトレンズやメガネを利用することで、眼への負担や眼の疲労からくる身体的・精神的ストレスを緩和するこができます。そのためには眼科を受診し自分にあったものを選びましょう。
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